SE転職マスター

大手SIerから社内SEに転職した私の体験をもとに、転職のコツや社内SEの仕事内容などをご紹介!あなたの思いを全力でサポートします!…私はもともと超ブラックで激務なSIerに勤務していました。しかし、あるきっかけで転職を決意。…試行錯誤して、なんとか転職に成功しました。現在は、超ホワイト企業の社内SEになり、幸せな生活をおくっています。

面接は苦手でもOK!想定問答を対策するだけで内定は取れる

こんにちは。ブラックSIerから社内SEに転職したポン太です。
 
今回は、僕がいままでに実践してきた面接対策についてお話しします。
 
僕は面接がとても苦手です。
しゃべりが下手くそで、要点をシンプルに伝えることができません。
※文章を書くときは時間をかけられますが、しゃべりはその場ですぐ話さなきゃいけないのがつらい。。
 
でも、
面接は苦手ですが、第一志望の企業に転職することができました。
後から人事に聞きましたが、倍率は20倍だったそうです。
 
ちなみに、
5社11回の面接で落ちたのは、商船三○の最終面接だけです。
※候補者2人の最後の一騎打ちで負けました。。
 
逆に言うと、
それ以外の10回の面接はすべて突破しました。
 
エージェントさんと電話で話すときにも、
「こんなにスパスパ通る人は見たことないです。いやぁ、無敵ですね!」
と言われました。
 
そこには、
「(エージェント面談で会った時にはそうは思わなかったのに…)」
という意味が込められていたように思います。
 
それもそのはず、
僕は面接が苦手なので、想定問答の対策をバッチリやっていたんです。
 
いまから紹介する面接対策をやっていただければ、
あなたも面接でほぼ無敵になるでしょう。
 
 

想定問答対策の流れ

まずはじめに、面接対策の全体像から紹介します。
僕は下のように進めました。
  1. Evernoteアプリをインストー
  2. 想定問答15個の回答を用意
  3. 志望動機を会社ごとに用意
  4. 発生練習
  5. 面接に挑む
  6. 面接後に議事録を作成する
  7. 想定問答を追加する
それではひとつずつ見ていきましょう。
 
 

1.Evernoteアプリをインストー

面接対策で一番重要なのは、どんどん書くことです。
なぜなら、
書けないことは絶対に喋れないから。
 
だから、
「志望動機」や「自己紹介」など、面接で話すことは事前にどんどん書き出しましょう。
 
問題はどこに書くかですが、
僕は「Evernote」というメモアプリを使用していました。
 
編集したメモをクラウド管理できるのが特徴です。
ようは、
パソコンからでもスマホからでも、同じメモを見れるし編集もできる。
 
外出の多い就職活動において、
Evernoteは必須アイテムだと思います。
 
まだ持ってない人は、
パソコンとスマホの両方にインストールをお願いします。
ちなみに無料です。
 
※補足します。
そういえば、ある友人は転職で「googleドキュメントを使った」って言ってました。
他にもいいのがあれば、好きなの使ってくださいな。
複数のメモをクラウド管理できればなんでもいいです。
 
 

2.想定問答15個の回答を用意

ちまたで紹介されている想定問答50個から、僕なりに15個を厳選しました。
実際に僕が対策したのも、この15個だけです。↓
 
面接序盤編
  • 自己紹介をお願いします
  • 今までの職務経験を教えて下さい
  • 前職の退職理由は何ですか(転職活動をされている理由は何ですか)
  • 当社を志望した理由は何ですか ※企業ごとに書く
 
面接中盤編
  • ご自身の長所(強み)・短所(弱み)を教えて下さい
  • 将来的に「こんなふうになりたい」などのキャリアプランはありますか
  • 今までの仕事にどんな不満を持っていましたか
  • 当社があなたを採用するメリットは何ですか
  • いままでの仕事で最も達成したこと。工夫した点。(そこから何を学んだか。何が強みなのか。)
  • いままでの仕事の中で最も失敗したこと(そこから何を学んだか。何が強みなのか。)
 
面接終盤編
  • 周りの同僚や友人はあなたのことをどのように評価していますか
  • 当社以外に受けている業界・企業はありますか
  • 志望企業を選ぶ基準は何ですか
  • 現在の年収、希望の年収は
  • 何か質問はありますか ※企業ごとに書く
 
以上の想定問答を、Evernoteの1ページにどんどん書き出してください。
しつこいようですが、
書いてないことは、面接ではうまく話せません。
 
面接なんて高々30分です。
しかも、面接官だって初心者みたいなもんです。
 
なので、
質問のほぼ9割はこの15個のうちのどれかです。
 
15個の想定問答を準備しておけば、
スムーズに話せて、それっぽくエリートに見えるんです。
 
また、
メジャーどころの質問に対してきちんと準備していることで、
「この人はちゃんと準備する人だ」
「コミュニケーション能力が高いな」
「うちの志望度が高そうだな」
と思われます。
 
メリットばかりですよ。
15個で十分なので、しっかり準備しましょう。
 
 

3.志望動機を会社ごとに用意

15個の想定問答を紹介しましたが、
志望動機については企業ごとに異なる回答が必要です。
 
なので、
Evernoteに企業ごとにノートを分けて書いていきましょう。
 
あとでまた説明しますが、
企業ごとのノートには、面接の議事録も書いていきます。
 
まずは、
各社共通の、ベースとなる志望動機をあなたなりに書いてみてください。
そこから、各企業ごとに膨らませていくといいですよ。
 
膨らませるときに必ずやって欲しいのが、
企業のサイトを確認する
ということです。
 
なんでもいいので、
これから面接を受ける企業の情報を得て、それを志望動機に反映してください。
 
僕の場合、企業のサイトのこんなところを参考にしました。
  • 採用担当者のコメント(あれば)
  • 自分が配属されそうなIT関連部署の人数を確認した
  • 企業の事業を確認して、自分が担当しそうなシステムを想像した
 
 

企業サイトを確認して逆質問対策をする

企業のサイトを見ることで、逆質問対策にもなります。
逆質問も、企業ごとに最低3つは上げておきましょう。
 
逆質問は、
志望動機に関連したことを聞くのがコツです。
 
ほんの一例ですが、僕はこんな感じのことを聞いてました。
「私は〇〇のようなシステム開発をやりたいと考えています。御社サイトを拝見したところ、〇〇用のシステムを運用されているかと思いますが、だいたい何人ぐらいで担当されているでしょうか。」
 
 

4.発生練習

さて、
15個の想定問答を書き出したら、声に出して話してみましょう
意外とスムーズに話せないものです。
 
メモを見ないで、15個の質問に対してひとつずつ回答していきます。
スムーズに話せなかったら、何度でもやり直し。
※練習でできないことは、本番でも絶対にできません。
 
この練習はスムーズに話せるようになることが一番の目的です。
でも、他にも僕はこのようなことを意識してました。
  • 姿勢を正しくする
  • 謙虚な気持ちで
  • 自分を面接官にアピールするように
  • 目を見て話す
 
正直、
面接なんて「面接官が手元のメモに、◯と書くか、☓と書くか」の世界です。
 
「あいつ、どーだったかなぁ〜」
と、後から思い出すときに、
細かい話の内容なんてあまり覚えていません。
 
いかに、好印象と迫力を面接官に残せるかで決まります。
 
そのためには、スムーズに話せること以外に、
上に挙げたような「雰囲気作り」も結構大事だと僕は思います。
 
僕の場合、
机に本を立てて置いて、それを面接官だと思って話していました。
 
最終的には、
奥さんにお願いして、15個をランダムに質問してもらいました。
※ちょっと恥ずかしかったけど、本を相手にするよりも練習になりました。。
 
 

5.面接に挑む

僕は面接を受ける前に、必ずカフェなどで最後の練習をしていました。
※もちろん、声には出さないですよ!
 
想定問答15個のうち、「志望動機」と「逆質問」は企業ごとに違います。
他の13個はおさらい程度に練習して、その2つを重点的に確認しました。
 
このときに威力を発揮するのが「Evernote」なわけです。
普段はパソコンで編集してますが、外出先ではiPhoneで見れるので助かります。
 
また、
これから受ける面接が、2次面接以降の場合やってほしいことがあります。
 
それは、
前回の面接の議事録や、エージェントからのアドバイスを再確認することです。
 
以上の準備をすれば、もう完璧です。
直前の準備がいい感じにウォーミングアップになって、面接の時には迫力が出ますよ。
 
あなたの本気度をアピールしましょう。
 
 

6.面接後に議事録を作成する

僕の場合、
面接が終わったらすかさず議事録を取りました。
 
面接官の質問、自分の回答、それに対する面接官の追加の質問・・・
みたいに、思い出せる限りすべて書き出します。
 
そこに書き出したことは、
次回の面接直前にまた確認します。
 
 

7.想定問答を追加する

後日面接の案内が来るときに、
エージェントさんが電話でアドバイスをくれます。
 
特に、
「採用側が懸念していること」
を教えてくれたのが、非常に参考になりました。
 
以下、電話でエージェントさんと話した例
面接突破おめでとうございます!
〇〇さんは非常にモチベーションが高いと評価されていますよ。
 
ですが、、
採用側企業様は、
「うちでそこまでやりがいのある仕事はできないからすぐ辞めちゃうんじゃないかな」
と心配しているそうです。
 
みたいに、めっちゃ参考になるアドバイスをいただけました。
そんなこと言われたら、次の面接対策しないわけないですよね。
 
採用側企業もエージェントを警戒しているのか、
毎回いい情報が引き出せるとは限りません。
 
しかし、
いい情報が入手できたなら、それをEvernoteに書き込みましょう。
 
そして、
次の面接で聞かれそうな質問を想定しておくことです。
 
僕の場合、
面接が終わるたびに、だいたい2,3個の想定問答を個別企業のノートに追加していきました。
 
エージェントさんからの助言や、前回の面接議事録から、
採用側が懸念していそうなことを想像します。
すると、
次回の面接で聞かれそうな質問をある程度予測することができます。
 
ちなみに、
転職エージェントさんには本当にお世話になりました。
僕が利用したのはマイナビエージェントさんです。
 
あなたも、
転職を考えてるなら、転職エージェントを利用するべきだと思います。
その理由については、この記事にまとめました。よかったら、読んでみてください。↓

 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
 
想定問答対策は下記のように進めるというお話をしました。
1.Evernoteアプリをインストー
2.想定問答15個の回答を用意
3.志望動機を会社ごとに用意
4.発生練習
5.面接に挑む
6.面接後に議事録を作成する
7.想定問答を追加する
 
あなたなりに、不足を感じるところがあればアレンジしてみてください。
そして、第一志望の内定をゲットしましょう!
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
★〜あなたの人生がいい方向に向きますように〜★
 
以上、
ブラックSIerから社内SEに転職したポン太でした。