SE転職マスター

大手SIerから社内SEに転職した私の体験をもとに、転職のコツや社内SEの仕事内容などをご紹介!あなたの思いを全力でサポートします!…私はもともと超ブラックで激務なSIerに勤務していました。しかし、あるきっかけで転職を決意。…試行錯誤して、なんとか転職に成功しました。現在は、超ホワイト企業の社内SEになり、幸せな生活をおくっています。

転職エージェントとの面談で本音を話すべきか?本音で大丈夫!

こんにちは。ブラックSIerから社内SEに転職したポン太です。
 
今回は、転職エージェントとの面談についてお話しします。
 
特に、
「エージェントとの面談では本音で話すべきか」
という問題について、一緒に考えていきましょう。
 
ちまたでは、
“エージェントは企業に推薦状を書いてるから本音で話してはいけない”
“できれば本音で話そう ” 
みたいに、エージェントさんをめっちゃ警戒してますよね。
 
でも僕は、
"すべて"本音で話すべきだと思います。
 
自分の経験も交えながら、どうしてそう思うのかを話しますね。
 
 

転職エージェント側の狙い

まず、
前提として知ってもらいたいことがあります。
 
それは、
転職エージェントはあなたを企業に気に入ってもらいたいと、そう思っています。
 
エージェントの仕事は、
応募者を内定させることです。
内定してくれれば、提示年収の3割が仲介料になるので。
 
だから、
なるべく応募者の不利になるようなことは、採用側には言いません。
 
極端な例ですが、
「上司を殴ったことがある」
「仕事中にゲームをするくらいの余裕が欲しい」
「これから出産するので、不労所得みたいに育休を3年間取れるところに転職したい」
みたいに、人として欠陥がある場合は別ですけどね。
 
転職エージェントとしては、
あからさまにそういう人を企業に紹介するわけにはいきません。
 
でも、
あなたの転職理由はここまでヒドくないですよね?
だったら、すべてエージェントさんに話した方がいいです。
 
 

エージェントは企業と応募者をマッチングさせたい

エージェントの仕事は、あなたを内定させることです。
お金が欲しいんです。
 
だから、
転職エージェントの、具体的な仕事っぷりは下記のようになります。
  • 応募者の良いところを企業側にアピール
  • 企業の良いところを応募者にアピール
  • でもお互いに重大な欠陥があれば先方に知らせる
つまり、
お互いをその気にさせて、好きになってもらいたいんですよ。
 
間に入って、お互いの良い所を褒めちぎる。
そうやってマッチングしていくわけです。
 
まるで婚活の仲介人みたいに。
 
 
 

「毎月120時間残業から抜け出したい」

僕の場合、
転職エージェントとの面談では、包み隠さずにすべてを話しました。
 
結果的に、
エージェントに包み隠さずに話しても問題はなかったです。
無事に第一志望から内定をゲットできました。
※面接を11回受けたうち、落ちたのはたった1回だけです。
 
僕がエージェントさんに話したのは、
「毎月残業120時間から抜け出したい。人間らしい生活をしたい。」
ということです。
 
その点について、エージェントさんは真摯に聞いてくれました。
※正確に言うと5社のエージェントのうち、1社だけこんな僕とちゃんと向き合ってくれました。
 
そして、エージェントさんはこういったのです。
「転職理由が残業だと、内定は難しいです。〇〇さんのやってみたい仕事はなんでしょうか?それを企業側にアピールしていきましょう。」
このように、完全に僕の目線で会話をしてくれました。
 
 

「そうは言っても面接官に密告してるんじゃないか?」

僕の話と向き合ってくれたエージェントは、5社中1社だけでした。
そのエージェントさんと、一緒に転職活動を始めることにしました。
※ちなみに僕がお付き合いしたのは、マイナビエージェントさんです。
 
でも、僕の中には若干の不安がありました。
 
「そうは言っても、企業側に僕の本音を伝えちゃってるんじゃね??」
という不安です。
 
でも、
これは面接を受けているうちにわかりました。
 
うまく説明できないですが、
明らかに面接官は、僕の残業のことを知りませんでした。
 
そこでわかったのは、
人として最低レベルを満たしていれば、本音でエージェントさんに話して大丈夫
ということです。
 
 

建前も用意する

あなたが転職活動をはじめる本当の理由はなんでしょうか?
その理由は、人に胸を張ってしゃべれることですか?
 
僕は、本当の転職理由を胸を張っては言えませんでした。
「残業から逃げたい…」
そんなネガティブな理由だったからです。
 
だって、
周りの同僚だって頑張っているのに、自分だけ「残業120時間がつらい」とか言ってられません。
 
このまま話したら、面接官の印象は悪くなるでしょう。
だから、
面接では一切「残業の不満」については話しませんでした。
 
その代わり、
「もっとこんな仕事がしたいです」
という論法に持っていきました。
 
要は、建前を用意するわけです。
 
建前は、
「こんな仕事がしたくて、いまの会社ではこんな理由でできません。なので・・・」
という論法がおすすめです。
 
実際にはこのような建前を、
転職エージェントと面談をする前に準備しておいた方がいいです。
 
僕のやり方は、こんな感じです。
エージェントさんと話すとき、
「いまの職場には2つの不満があります。」
と切り出しました。
 
2つの不満というのは、これです。↓
  • 残業が多すぎる(本音)
  • もっとこういう仕事がしたい(建前)
 
こんな感じで、
ネガティブな本音だけでなく、建前も転職理由として話しました。
 
そのほうが、
エージェントさんが企業側に伝えるときのネタになります。
 
 
建前とは言っても、
あなたが1ミリも感じていないことを志望動機にするわけにはいきません。
 
自己分析をして、あなたなりにやりたい仕事を深掘りしてください。
それにはちょっとしたコツがいります。
 
そのコツについてはこの記事にまとめました。よかったら、読んでみてください。↓

 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
 
あなたも、
これから転職エージェントと面談するときは、思いっきり本音で話してください。
 
そうした方が、
お互いに実のある会話ができ、あなたの転職活動の成功に近づくことができますよ。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
★〜あなたの人生がいい方向に向きますように〜★
 
以上、
ブラックSIerから社内SEに転職したポン太でした。